赤ちゃんに絵本を読みたいけど、どんな絵本にしようかお悩みの方へ
定番のものからそうで無いものまで様々な絵本を読んできた我が息子のお気に入り絵本をご紹介します。
あわせて、私が気づいたちょっとしたこともレポートします。
いつ頃から絵本に興味を持ち始めたか
絵本の読み聞かせはいつから始めてもいいとは言いますが、相手がリアクションしてくれた方が楽しいですよね。
我が息子は、生後3ヵ月頃に絵本デビューをしました。
絵は見ていますが、ノーリアクションです。
その後、8ヵ月の頃にひとりで絵本をめくり始めました。
無表情でひたすらペラペラめくり絵をながめていました。
反応があったのは10ヵ月の頃でした。
言葉の響きがツボにはまったのか、笑顔を見せてくれたのです。

ついに来たー!
今までのノーリアクション、孤独だったよ。
今現在1歳4ヵ月、ひとりでペラペラめくって眺めたり、食べたり、ツボにはまると笑ってくれたりしています。
そんな息子が特にお気に入りの絵本をジャンルに分けてご紹介します。
保育者も助かる、ボードブック絵本
今、私が息子に対して一番言っている言葉はこれです。

息子よ、絵本食べないで。

もぐもぐもぐ。
10ヵ月頃から絵本を食べるようになり、今でもその衝動が抑えられないようです。
我が家の絵本たちは満身創痍です。そんな中で、やはりボードブック絵本は丈夫なので助かります。
Sassyのあかちゃんえほん にこにこ
息子が初めて反応を見せてくれた絵本です。
軽妙な言葉のリズムが大うけで、キャッキャ言ってます。
ちなみにてんとう虫のページが大好きです。
絵も赤ちゃんが認識しやすいといわれる白・黒・赤を多用しており、ファースト絵本にもいいと思います。
最初はてんとう虫のページで大喜びでしたが、次第に最後のいないいないばあのページで、めくると同時に「ばあ!」と言うようになりました。
満面の笑顔で言うものですから、こちらも幸せな気持ちになります。
我が家の大ヒット絵本です。
じゃあじゃあ びりびり
まず、サイズが持ち運びにちょうど良いので私が助かります。
どこかのページを見て笑ったりということは無いですが、繰り返し読むことにより言葉を覚える教科書的な効果があったと思います。
散歩をしていて、車が通ったときに「じどうしゃぶーぶーぶーだね」と、絵本の一説を借りて説明してます。
言葉が出始め、絵を指さして「にゃんにゃん」と言ってます。

心なしか得意げに見えます。
こどもずかん777 英語つき しゃしんバージョン
絵本ではないですが、紹介させてください。
「男の子は図鑑が好き」と聞いていましたが、もう少し大きくなってからのことだと思っていました。
ですが、息子は10ヵ月頃からひとりで図鑑をめくり眺め続けていました。
おそらく、絵がカラフルで見ごたえがあったのかな?と思います。
もう少し大きくなって1歳過ぎるころには、息子がひたすら図鑑を指さし私が名前を読み上げるという遊びが大ブームでした。
息子の大好きな1冊です。
いわゆる普通の形状の絵本
絵本の内容的に見開き1ページで話が終わるものと、続き物でページを飛ばすと話が繋がらないものがあります。
上記で紹介したボードブックはわりとめくりやすいのですが、普通の紙の絵本は息子もめくりづらく話が飛ぶことがよくあります。
私がうまくサポートできたらいいのですが、最近手が乾燥してうまくめくれないのです。

もう、若くないわぁ。
赤ちゃんが絵本がうまくめくれない時期のあるあるだと思います。保湿が大事ですね。
いない いない ばあ
ご存じ!王道・定番ですね。日本で一番売れている絵本です。
息子がいないいないばあ(絵本ではなく実演)に楽しみを見いだせない頃から読んでいました。
もちろんノーリアクションです。
その後、実演のいないいないばあに夢中になり、絵本も楽しんでくれるかなと思ったのですが、無反応時代が続きました。

おかしい。日本中の赤ちゃんの大好き絵本のはずなのに…
我が息子には合わなかったのかと思っていましたが、1歳を超えたあたりからページをめくると同時に「ばぁ!」というようになりました。満面の笑みもつけてくれます。
やはり、「いないいないばあ」の力は絶大であると感じます。
ぱかっ
たまごが「ぱかっ」と割れて中には意外なものが入っているという趣旨の絵本です。
これも、息子が「ぱかっ」と言ってページをめくります。可愛いです。

はい。私は親バカです。
ただ、大人の観点からみるとオチがイマイチだと感じました。息子もオチには特に反応はないです。
はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!
我が息子は歯磨きが大嫌いで、本気で暴れまわります。
1歳を過ぎ理解力がついてきたころに、歯磨きの必要性を理解したらおとなしくなるかもしれないと、一縷の望みをかけ購入しました。

楽しみとかは二の次です。
しかし意外にも、はみがきの「しゅしゅしゅ」っという音がツボにはまったらしく、息子のお気に入りになりました。
歯磨きは相変わらず大嫌いなままです。
アイデアに脱帽 仕掛け絵本
子どもを持つまで、絵本がこんなに進化しているなんて知りませんでした。
絵本作家さんのアイデアは素晴らしいですね。
私も楽しませてもらっています。
ただ、このジャンルの絵本たちが一番ビリビリに破られます。
飛び出ると引っ張りたくなるし、元から穴が開いていると指を入れたくなるし、人間の本能なんでしょうね。
育児の先輩に「直すのも親の仕事よ」と言われました。納得です。
セロハンテープをいっぱい買いました。
パタンパ!
葉っぱを「パタン」と倒すと「パ」っとあるものが出てくるという趣旨の絵本で、いろんな「パタンパ」があり面白いです。
息子は「パ」と言って、葉っぱを倒しています。
また、「パッ!」と言いながら絵本自体を指さして、読んで欲しいと要求してきます。
書店でたまたま見つけて購入したのですが、大当たりでした。
でんしゃ ガタゴト
乗り物好きの男の子の心をぐっと掴む、そんな仕掛けがたくさん詰まった絵本です。
もれなく乗り物好き遺伝子を受け継いだ我が息子も大ハマりで、飽きることなく電車をガッタンゴットンさせてます。

やりすぎて電車がもぎ取れました。
この本の作者は他にも多くの仕掛け絵本を出版されています。
その内「ころりん・ぱ!」「お?かお!」「どうぶつダンス」を所有していますが、「どうぶつダンス」もなかなかウケがよく、クジャクの頭を何度となくもぎ取っています。
しろくまのパンツ
こどもの好きなもの、それは「パンツ」ですね。1歳児もパンツ好きみたいです。

まだ、おむつなのにね。
大人が読んでもほっこりして癒されます。かわいらしいお話です。
作者の他作品で「やさいさん」「くだものさん」もたくさん読みました。
こちらの方が低月齢向けで、理解がしやすいのかオチでニヤっと笑っています。
野菜と果物の名前はこちらの絵本で覚えている気がします。
とびだす!はらぺこ あおむし
世界的モンスター級大ヒット絵本ですね。そのポップアップ版です。
このポップアップという技術は素晴らしいですね。
割と文章が長いのでもう少し大きくなってからかなと思っていましたが、動きがあるのが面白いようで、ひとりでいじくりまわしています。
その姿は真剣そのもので、何か重大な研究でもしているかのように見えます。

その研究途中に、あおむしが1匹行方不明になりました。
同じ作者の「パパ、お月さまとって!」という絵本もあるのですが、こちらはポップアップではない仕掛け絵本です。
息子はこの絵本も大好きで、割と長い間ひとりで眺めています。
猫の登場が多く、見つけては「にゃんにゃん!」と指さしています。
さいごに
絵本が破れることを「入院」と言っているのですが、我が家では長期入院になりがちです。
それは私がものぐさで、入院患者たちがある程度いないと治療しないからなんですけどね。
治療が終わり、久しぶりに息子の前に出すとまるで初めて見たかのような食いつきで夢中になってくれます。
嬉しい誤算です。

絵本にマンネリを感じたら、わざとスタメンを入れ替えて控えを休ませるのもありですね。
私は本が好きで、息子が生まれたことを機に、これ幸いと絵本の世界を楽しむ気満々でいます。
息子が絵本を食べなくなったら図書館の本も借りまくるつもりです。
たくさんの本との出会いが楽しみです。
今後、成長とともに好みも変わってくるでしょうから、それもレポートできたらと思っています。