2~4歳になるとワークデビューする子も多いと思います。
最初は楽しそうにやっていたのに、時がたつと見向きもしないことも。

うちの息子のことです。
息子は外で遊ぶのが大好きでじっとすることが苦手な、絵にかいたようなやんちゃ3歳児です。
そんなタイプの子に、あの手この手でその気にさせた方法をご紹介します。
- やりたくない原因別対処法
- ワーク好きじゃない子におすすめワーク
- ワークをお得に何度も使う方法
やりたくない原因別対処法
原因① もっと遊びたいんだ!
対策 → いろんなワークを準備する・推しの力を借りる

「ワークより遊びたい!」という気持ちを打ち消して机に向かわせるためには、それなりに魅力的なものを提示する必要があります。
ひとつのワークを順番にやるとどうしても飽きてしまうので「ワークやらない、遊ぶ!」となりがちです。
そこで、様々な種類のワークを1枚づつ机に並べ「さあどれにする?好きなの選んでいいよ。」とか「わぁ、恐竜さんの迷路があるよ。電車のシールもある!」とか言ってみると、食いついてきたりします。
同じ「めいろ」でも出版社が違うと雰囲気が全然違うので気分を変えることができます。
ワークの種類は「めいろ」「ちえ」「シール」など様々用意したら、飽きたときに「じゃあ、違うのやろうか。」と誘導できることもありますよ。
キャラクターものワークの効果も抜群です。
我が家はトミカ&プラレールにどれほど助けられているか!
原因②失敗するのが嫌だ
対策 → 褒める・最後は「出来た!」と思わせる・成長を見える化する
息子はちょっと線がずれただけで怒り狂って、鉛筆を投げる、線をぐちゃぐちゃに引く、泣き叫ぶと感情が大爆発していました。

えらいこっちゃ。どうすりゃいいんだ。
息子がイライラすると、私もついイライラして悪循環に陥ります。

このころ、ワークをするにあたって育てられているのは、知恵や技術だけでなく「諦めない心・逆境に立ち向かう強さ」なのではないだろうかと、やけに壮大なことを考えていました。
悩んだ挙句、大いに参考にしたのがこちらの書籍です。

受験だけでなく、幼児期への対策もしっかり書かれていますよ。
まず、とにかく褒めまくりました。多少ルールから逸れても、例えゴールからスタートしても、「出来たね!すごいね!」と、気持ちを上げまくります。
失敗して怒っているときはとにかく共感!「うまくいかなくて悔しかったね。」からの、「息子君のかわいい手を貸してみて。」と手を添え再チャレンジして「出来た!」で完了です。鉛筆を投げたことを叱るのは、落ち着いてからにしました。
よく「失敗してもいいんだよ。」と伝えるとよいと聞きますが、息子には逆効果でした。「これからどんどん上手になるんだよ。」「はじめたころに比べたらとっても上手になってビックリしちゃった。」など、より前向きな声掛けがお気に入りです。
そして、できたワークを見えるところに貼ります。

僕、めっちゃ頑張ったじゃん。スゴイじゃん。
と感じているようです。
最近では「ワーク頑張って、貼ろうね!見てもらおうね!」と自分から言うようになりました。

何より大事なことは深追いしないことです。
こちらがいくら促しても、息子の気持ちが乗らないときももちろんあります。そんな時は、さっと引く。これは自分の機嫌を悪化させない為です。私の機嫌が悪くなると「ワーク楽しくない」ってなりますからね。「そんな日もあるよね」が最近の私の口癖です。
原因③注意されるとやる気がなくなる
対策 → やってる最中に指摘しない
鉛筆の持ち方や、姿勢、ワークのルールなど、間違ったことをしていると指摘しますよね。怒ってるわけではないんです。「ここはこうしようね。」と普通に言っただけで、息子は鉛筆投げてました。

そんなに怒らなくていいじゃない…
紆余曲折の末に落ち着いた対策は2つです。
対策① 事前に言う
鉛筆を渡す前に「こういう風に持とうね。」と言います。間に合わず変な持ち方で書き始めても終わるまで何も言いません。終わったら、「出来たね。」と笑顔付きで褒めたたえます。
対策② レベルアップ問題風にさりげなく誘導する
「出来たね。」の後すかさず「じゃあ今度はもうちょっと難しくなるよ。できるかな?鉛筆をこういう風に持ってやってみよう」と促します。
この流れで誘導すると投げ出す確率が格段に減りました。
余談ですが、鉛筆の持ち方の補助グッズはこちらがおすすめです。くぼみが3つついていて、親指・人差指・中指の位置がばっちり決まります。
公文製も使いましたが、親指の位置が定まらないんです。
相性のいい補助グッズはストレス減らしてくれます。
ワーク好きじゃない子のためのおすすめワーク
カラフルなものが受ける
「幼児用ワークといえば公文でしょ。」ということで公文の「はじめてのおけいこ」を購入したのですが、息子には響きませんでした。
他の出版社と比べるとストイックなんです。ひたすら線を引くんです。色使いも落ち着いてます。
息子受けが良かったのは「学研」と「こどもちゃれんじ」でした。色もきれいで、様々なアプローチの仕方があって子どもを飽きさせまいとする心遣いを感じます。
とくに「こどもちゃれんじ」の「かず」は他の出版社と違い「数の概念」から教えてくれるのでおすすめですよ!他の出版社は「数字を書きましょう」みたいなのから始まるんですが、こどもちゃれんじは「どっちが多いかな?」とか「ペンギンに風船をくばろう。余ったほうが多いよ。」みたいのことからやってくれます。
特性に合わせたものを選ぶ
男の子が好きそうなもの、女の子が好きそうなものをふんだんに盛り込んだワークもあります。
男の子用には「恐竜」「のりもの」「昆虫」などが盛りだくさんです。
推しの力はすごい
先ほども紹介しましたが、推しの力は絶大です。我が家はトミカ&プラレールの力でひらがなまでは行けると信じています。
トミカ&プラレールの他にも楽しそうなワークがたくさんありますよ。
ワークを何度も使う方法
ワークもいいお値段しますよね。なのに、一度やったら終わりとかコスパが悪すぎる。
そこでおすすめなのがこちらです。

クリアブックにワークを入れてホワイトボードマーカーで書き入れます。これで同じワークを何度もできますよ!
どちらも100均で買えます。
さいごに
うまくいかず荒れ狂う息子を見て「大丈夫なんだろうか?」と大変心配していました。
親子でワークに取り組んで3ヵ月ほど経ちました。今でもたまに鉛筆投げますが、回数はだいぶ減ってきています。間違っても再チャレンジするようになりましたし、集中力も少しづつですがついてきています。
試行錯誤ですが、取り組んでみてよかったと感じています。