【実録】里帰り「しない」出産!いかにして夫婦2人で乗り切ったか

子育て

里帰り出産をしないと決められた方へ、

我が家の帰らない出産の様子をレポートします。

出産前は不安でしょうがなかったのですが、どうにか何とかなりました。

初めての赤ちゃんを迎えて、すったもんだした記録をご覧ください。

里帰りしなかった理由

私の親が頼れる状態になかったからです。

正直に言うと、折り合いが悪いと思っています。

こちらに来てサポートしてもらうこともありませんでした。

むしろ、実親に頼らない方が気が楽だと感じていました。

初めての出産で体力の消耗が心配でしたが、それよりも精神的な安定を選んだのです。


それでは、どのような事前準備をしたのかご覧ください。

事前準備

タクシー会社のリサーチ

夫がいるときに陣痛が来ればラッキーですが、そうで無い時の備えも必要です。

都会には「陣痛タクシー」なるありがたいサービスがあるようですが、こちらは人口3万人程度の田舎です。

のどかでいいとこなんですけどね。

こういう時、困ります。

市内にあるタクシー会社に片っ端から電話し、営業時間を聞きました。

24時間営業のところはありませんでしたが、割と深夜まで営業しているところもありました。

夫は深夜は家にいるので、これでいつ何があっても病院へ行ける道筋はつきました。

携帯に登録して、すぐ電話できるようにしておくと安心です。

タクシー会社の優先順位と、営業時間も登録しておきました。

カットミールのリサーチ

母乳育児ができたらいいなと考えていたので、なるべく体にいいものを食べたいと思っていました。

ですが、毎食手作りする自信は全くなかったので、カットミールを頼むことにしました。

シュミレーションした結果、以下のポイントを重視して選びました。

  1. なるべく安く
  2. なるべく新鮮
  3. 玄関先に置いてもらえる(受け取りに外に出なくていい)

3については、出産後の生活について友人から「ノーブラでおっぱい丸出しよ。」と聞いていたからです。

「チャイムが鳴って外に出るために衣服を整える」という作業を省きたかったのです。

この3つをもとに検討した結果、ヨシケイ に頼むことにしました。

ミールキットの選び方はこちらの記事⇩をどうぞ

出産・入院・お世話用品の準備

こちら↓のリストを参考に少しずつ準備を進めていきました。

先輩ママに「リストに書いてあるもの全部揃える必要はない」と教えてもらったので、最低限でのスタートです。

必要になったらamazonで買ったんでいいか。

赤ちゃんがいる生活

病院へ行くまで

タクシー会社のリサーチはばっちりでしたが、運よく夫が在宅の時に病院へ行くことになったので自家用車での移動となりました。

ただ、私の場合陣痛が来る前に、病院へ行きました。

お腹の張りが収まらず「なんかいつもと違うなぁ」と感じ、念のため病院へ連絡したら「来てください。」とのことでした。

私も夫も「まぁ、診てもらって安心しようか。家に帰ることになるでしょ。」と呑気なものでした。

しかし、病院で陣痛が来てその5時間後には出産となったのです。


産後、「ヘルプ症候群」という合併症を起こしていたと告げられました。

お腹の張りはヘルプ症候群の症状でした。

胎盤が剥がれ、母子ともに危険な状態になることもあるそうです。

何が起こるかわからないものです。

ちょっとした異変でしたが、病院に連絡して本当に良かったと思いました!

尾てい骨がたまらなく痛い

産後は尾てい骨が痛くて痛くてどうしようもなく、看護師さんに泣きついたら「トコちゃんベルト2」をおすすめされました。

正直「つけてたらちょっと楽かも?」という感じでしたが、「無いよりはいい」と思いずっとつけていました。

心配していた体の痛みは、産後3ヵ月ぐらいまで続きました。

体が痛い間はソファーで寝っ転がるのが基本姿勢です。

無理せず、赤ちゃんが泣いたらお世話して、それ以外のはひたすら寝っ転がっていました。

カットミールの実力

カットミール頼んで良かったです!

ヨシケイ さん、ありがとう!

料理の何が大変かって、皮剥いたり、切ったりの下ごしらえだと思うんです。

材料切ってくれてあると、だいぶ楽でした。

そして、受け取りも玄関先に置いてもらうように頼めたので、自分のタイミングで引取りに行けるのがとても気楽でした。

ノーブラ&丸出し生活ですからね。


私には大好評でしたが、夫は「性に合わない」と言っていました。

夫
  • 手順書を見ながら作るのがめんどくさい
  • 全ての材料がカットされているわけではない

とのことです。

こればっかりは合う合わないがあると思うので、産前にお試しすることをおすすめします。

我が家では1カ月ほどお世話になりました。

体が本当につらい時期に、手作りご飯が食べられたので大満足です。

AmazonをPrimeにしていてよかった

Amazonは会費を払わなくても買い物できますが、月々500円程の会費を支払うことにより様々な特典を受けることが出来きるamazon primeというサービスがあります。

我が家はおむつを割引価格で買えるということで、amazon primeに登録していました。


産前に必要なものはある程度購入していたのですが、やはり、実際に体験してみないと分からないことがあります。

私の場合「不必要なものは買いたくない!必要になったときに買う!」タイプだったので、哺乳瓶も1本しか買ってなかったぐらいです。

実際、哺乳瓶1本じゃあどうにもなりませんでした。

母乳って、生んですぐドバドバ出るわけじゃないんだぁ。


amazon primeの特典に「お急ぎ便」というものがあります。通常配送より早く届けてるれるサービスで、大変助かりました。

新生児を連れて買い物に行くのも大変ですし、夫には「買い物に行くなら早く帰って来てくれ」と思っていたので…

おむつのためのamazon primeでしたが、他のベビー用品の購入にも大活躍です。

一番大変だったこと

それは「沐浴」です。

夫が居るときは、夫がメイン、私がサブの2人体制で沐浴に挑めます。

ですが、夫が仕事で帰れない時、私ひとりで臨むしかありません。

当時、育児書に「毎日同じ時間にお風呂に入れてあげましょう。」と書いてあるのを、理想に燃える新米母であった私は鵜呑みにし、たった一人で沐浴に挑みました。

結果、大惨事で赤ちゃんの口に泡が入り落ち込みまくりました。

育児書なんて気にせず、夫が帰ってくるのを待ってりゃよかったと心の底から思います。

育児に強い理想を持つと碌なことないなと気づきました。

さいごに

今振り返って、里帰らない出産において大事なのはこの3つだったと思います。

  • 事前準備(自分の性格を基に産後の生活をシュミレーション)
  • 便利なものは使う(多少お金がかかっても)
  • 無理しない(掃除はしなくても死なない)

不安も大きかったのですが、何より必死でした。当時の記憶が曖昧なぐらいです。

何か産後を乗り切るための特別なホルモンが出てたと思います。

「おかあさんと赤ちゃんが元気で生きている」ことが何よりも大事です。

その点で言うと、私も子も生きて切り抜けれたので御の字です。

赤ちゃんとごろ寝が基本姿勢です。
これ大事なことです!

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