子どもが席を立って食事が進まないとお嘆きの方へ、
我が子に抜群に効いた対処法を記します。
それは、「席を立ったら食事を下げる」です。
注:一日の食事量は減り過ぎないように調節しました。
以下、我が家の戦いの詳細です。どうぞご覧ください。
我が息子の基本データ
- とにかく食いしん坊。滅多なことでは残さない。
- 食事中に立ち始めたのは1歳2ヵ月前後。
- ハイチェアを使用。
立ちたい衝動が沸き上がっているようだ
我が息子は食べることが大好きで、1歳過ぎまでは食事に全集中でした。
しかし、歩くのが上手になってきた1歳2ヵ月頃から、立ったり座ったりテーブルに上がったりを繰り返すようになったのです。

これが、噂に聞く「食事中に立つ問題か・・・」
まんま大好き我が息子には関係ないと思ってたのに!
しばらく様子を見ていたのですが、一向に収まる気配がありません。
何より危ない!んです。頭から落ちるんじゃないかと、ひやひやです。
これはどうにかしなければと、育児の先輩たち(ネットの中)のアドバイスを片っ端から試してみることにしました。
戦法
床に座って食べる 結果△
ハイチェアに立つから危ないのであって、床だったら立っても危なくないんじゃない?ということです。
確かに危険は回避されますが、食事は進みません。
床の方がおもちゃなどが目に入りやすく、より気が散っているようでした。

食事に時間がかかりすぎるので、この方法は断念しました。
立っているときは絶対に口に入れない 結果△
再びハイチェアにて食事を取ってもらいましたが、立ったら絶対に食べさせないようにしました。
ある日の我が家の食卓の風景
息子、食事が6割ほど終わったときにすくっと立ち上がる。

我が息子よ、座って食べようね。
(立った状態では、決して食事を与えない)

むぅん。もぐもぐ。
(おもむろに座る)

そうそう。座れたね!
(スプーンを口に運ぶ)

まんま!もぐもぐ。
(再び立ち上がる)

我が息子よ、座って食べようよ・・・

まんま!
(おもむろに座る)
以下、食事が終わるまで同じことの繰り返し。
座って食べてはくれるのですが、時間がかかってしょうがなかったです。
私がぐったり来てしまいました。
コップやスプーンの練習をしたかったのですが、こうも立ったり座ったりされたらそれどころではありません。
ですが、分かったことが一つあります。
我が息子よ、「座らないと食べられない」というシステムは理解しているな。
これが、次のステップへの鍵となりました。
立ったら「ごちそうさま」食事を下げる 結果◎
この対処法は最終手段だと思っていました。
我が息子はたくさん食べる割には体重の伸びが少なく、出来るだけ食事の量を減らしたくなかったからです。
長期戦になることが心配でしたが、もしそうなったら食事回数を増やそうと腹を決めて挑みました。
ある日の我が家の食卓の風景
食事の前に通告をする。

我が息子よ、もうお兄さんだからまんまは座って食べようね。
もし、立ったら「ごちそうさま」するからね。

まんま!まんま!
息子、食事が7割ほど終わったときにすくっと立ち上がる。

あれ?まんまは座って食べるんだったよね。
次、立ったら「ごちそうさま」するからね。

まんま!
(おもむろに座る)

お兄さんだね。
はい。あーんして。

もぐもぐ。
(再び立つ)

もう、「ごちそうさま」だね。
(食器を片付ける)

ふえ?ふんぎゃぁあああ。
(大粒の涙を流し、この世の終わりかのように泣く)
息子、1分もしないうちに泣き止み、遊び始める。
このようなやり取りを2~3日するころ、ふと気づきました。
「あれ?全然立たなくなってる!」
この戦法、我が息子には効果抜群でした。短期戦で済んで本当によかった!
勝因をまとめます。
「立ったら食事を下げる戦法」の勝因
①食べるの大好き、食いしん坊だったこと
食事に興味のないタイプだったら、この戦法は効果がなかったと思います。
我が息子の場合、「食べたい!」という強い信念を持っていたために「食べるためにはどうしたらいいのか」が行動理念になったのでしょう。
②ある程度の理解力が育っていたこと
自力で立ち上がれるようになったのが1歳2か月ごろで、早い方ではありませんでした。
もし体の成長が早く7・8カ月で立つようになり、同じ戦法で挑んでも理解してくれたかどうかは疑問です。
さいごに
1歳3カ月になった現在も、最初から最後まで立ち上がらずに食べてくれるので、こちらは大助かりです。
我が子に合った戦法が見つかりよかったです。

育児の先輩方(ネットの中)、アドバイスありがとうございました。
どの方法がよいのかひとりひとり違うとは思いますが、今悩んでいらっしゃる方の参考に少しでもなればうれしいです。